どうなる?windowsXP

windowsXPのサポート終了まであと2か月を切りました。

日経パソコンの調査によると、2013年9月時点でXPパソコンを使用している企業は94.5%だそうですから、XPはまだまだ現役という事になります。XPの発売は2001年ですから、実に12年以上になります。
まぁ、だからこそ、このXP問題も大きく取り上げられていて、さほどパソコンに興味ない方も知っているのかもしれません。

ここまでXPが普及したのは、XPは前のモデルであるMEから格段に性能が上がり、次のモデルであるVISTAが発売されるまで6年という長い期間があって、そのVISTAはというと動作が重たいなどの理由で普及しなかった為だと思われます。

さらに、XPあたりからPCの価格も下がりはじめ、誰でも手に入れやすい価格になっていたような気がします。私がはじめて買ったPCもXP搭載のモデルでした(今も一応動いています)

ちなみに、windowsの代表的なOSの歴史はこのようになってます。
95(1995)
98(1998)
ME(2000)
XP(2001)
VISTA(2007)
7(2009)
8(2012)
8.1(2013)

話がそれましたが、サポート終了とは、OSに脆弱性(問題点や欠点)が見つかってもメーカーがそれに対応しない事を意味します。セキュリティソフトである程度防ぐことは出来ますが、脆弱性を解消することはできません。
つまり、コンピュータウィルスや不正アクセスの危険性が高まる事になります。

そして、現時点でXPの移行先に考えているのが7が大半を占めるそうです。
8.1の登場で7への移行の割合が少し減ったようですが、それでも業務で使うことを考えた場合、8の特徴であるMetro画面は必要ないですし、95からずっと慣れ親しんだデスクトップ画面を基本とする7の方が使いやすいと考えられているのかもしれません。